非エンジニアのわからない用語集

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入社してから出会ったわからない用語たちを溜めていくページ。

ちなみにアイキャッチ画像には何の意味もありません。

アクセシビリティ対応

ウェブデザインにおいてアクセシビリティとは、ウェブページを誰でも利用できるようにすることです。これには、たとえばポインティングデバイスとしてマウスを利用できない人、手話を主に利用する聴覚障害を持つ人、特別な支援ソフトウェアやハードウェアデバイスを利用してウェブにアクセスする人などが含まれます。ウェブサイトの所有者であるあなたはアクセシビリティにについて理解することが求められます。

WordPress Codex 日本語版「アクセシビリティ」

アベイラビリティゾーン(AZ)

  • Amazon Web Services(AWS)のAmazon EC2は、アベイラビリティゾーン(AZ)と呼ばれる複数のデータセンターを利用することができ、簡単に複数のAZを利用した冗長構成を組むことが可能になります。
  • アベイラビリティゾーンとは、AWSの各リージョンに存在するデータセンターです。各リージョンには複数のアベイラビリティゾーンが存在しており、それぞれにAmazon EC2などを配置することで、地理冗長化を簡単に行うことができます。
  • アベイラビリティゾーンは、お互いに影響を受けないように、地理、電源、ネットワーク的に分離されています。また、各アベイラビリティゾーンは高速専用線で接続されています。

参考

ビルド(build)

  • ビルドとは、おおまかに言うと「ソースコードに問題(バグ)がないか解析を行い、問題がなければ実行できる形のファイルに変換し、組み立てること」です。
  • プログラムの元ネタ(ソースコード)をあれやこれやして実際のプログラムを作る作業のこと

参考

CDN(Contents Delivery Network)

CDN(Contents Delivery Network)とは、数多くのキャッシュサーバーなどで構成されたプラットフォームを用いることにより、Webサイト上のコンテンツを迅速にエンドユーザーに届けるための仕組みです。通常のWebサイトでは、コンテンツを配信するためのWebサーバーの処理能力やインターネットに接続されているネットワークの帯域幅などが制約条件となり、大量のユーザーがWebサイトにアクセスするとレスポンスが低下してしまいます。また、物理的に離れた場所からのアクセスに対しては、ネットワークの遅延によってレスポンスが低下する場合があります。こうした課題を解決するのがCDNです。

CDNとは?意味・定義 | ITトレンド用語 ||NTTコミュニケーションズ

参考

デプロイ(deploy)

デプロイ(deploy)という言葉は元々、配置する、展開するといった意味の英語である。デプロイはソフトウェアのリリースやインストールも含んだ意味の広い言葉であり、開発環境からステージング環境へシステムを反映させることも、ステージング環境から本番環境へ反映させることも、「デプロイする」と表現できる。

参考

ドメイン(domain)

ホームページのURLなどに使われるドメインを正確に定義すると「インターネット上に存在するコンピューターやネットワークを識別するための名前」です。簡単に例えるならインターネット上の「住所」のこと

【図解】ドメインとは?をわかりやすく解説します | カゴヤのサーバー研究室

エミュレーション(emulation)

エミュレーションとは、ある装置やソフトウェア、システムの挙動を別のソフトウェアなどによって模倣し、代替として動作させること。代替となるソフトウェアなどのことを「エミュレータ」(emulator)という。

参考

ミッションクリティカル(Mission Critical)

  • 任務や業務の遂行に必要不可欠な要素(機器、プロセス、手順、ソフトウェアなど)のこと
  • 組織や事業の構成要素の必要性の度合いを表す用語の一つで、それが欠けると業務の遂行に致命的な悪影響が出るほど重要であること。
  • ITの分野ではそのような情報システムのことをミッションクリティカルシステムと呼び、24時間365日、何があっても絶対に停止や誤作動があってはならないシステムという意味合いで用いられる。
  • 一般的には大企業の基幹システムなどをこのように呼び、機器や部品の冗長化や並列化、保守時や障害発生時の無停止対応、遠隔地へのデータバックアップや代替設備の整備などの措置が取られる。

参考

OAuth

OAuth (オー オース) は、権限の認可(authorization)を行うためのオープンスタンダードである。

OAuth – Wikipedia

参考

一番分かりやすい OAuth の説明 – Qiita

リリース(release)とローンチ(launch)

意図して使い分けるケースとそうでないケースがあるがほぼ同義。
公開、発表、手放す、等の意味合いがあり、どちらもサイト公開をさす。

大規模サイトを公開する時はローンチ、小規模な改修はリリースと言う会社もある。
リリースについては、発売や広報の意味合いで使うこともある。

似たような言葉

  • サービスイン…顧客に向けサービスを開始するといった意味合い。お披露目。
  • カットオーバー…サービスインとほぼ同義。
  • キックオフ…プロジェクト開始、試合開始。

プラグイン

プラグインとは、差し込む、差込口などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ソフトウェアに機能を追加する小さなプログラムのことを指す場合が多い。

プラグインとは – IT用語辞典 e-Words

WordPress のプラグイン

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。

例えば「お問い合わせフォーム」であったり「イベントカレンダー機能」「メールマガジン機能」などのプログラムが数多く配布されており、簡単にインストールする事が出来るのです。

どんなプラグインがあるかは「WordPress おすすめ プラグイン」などで検索してみるといろいろ参考になると思います。

プラグインの説明と設定方法 | 設定ガイド | 無料WordPressテーマ BizVektor [ ビズベクトル ]

リージョン(region)

  • データセンターが存在する独立した地域のことを「リージョン」と呼びます。それぞれのリージョンは地理的に離れた場所に設置されており、大手のクラウドベンダーであれば日本国内、あるいは世界各国に複数のリージョンを運用しているのが一般的です。
  • AWSだとアジアパシフィック (東京リージョン)がある
  • リージョンの中にアベイラビリティゾーンがある

参考

シングルサインオン(Single Sign On / SSO)

1つのIDとパスワードを入力して、複数のWebサービスやアプリケーションにログインする仕組み。入力や管理の手間を省き、セキュリティを強化することができる。
例えば、メール、SNS、Google、Amazon、グループウェアなどのサービスごとに別々のIDとパスワードを設定すると、アクセスするたびにパスワードを入力する労力がかかる上、パスワードを忘れると再設定する手間もかかる。また、簡単なパスワードを設定して使い回したり、メモなどで残したりすると、流出や漏えいのリスクが高くなる。

シングルサインオンは1つのIDとパスワードでサービスが利用できるので、パスワードを管理する負担から解放され、利便性が向上し、セキュリティリスクが減る。また、企業のシステム管理者の労力も省かれ、生産性が向上する。
…らしい。

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ソーシャルログイン(ソーシャルサインイン)

  • ソーシャルログイン(ソーシャルサインイン)とは、ユーザーが使い慣れた既存のSNSアカウントを利用して、Webサイトやサービスにログインできる機能です。
  • 一般的なWebサービスは、会員登録時にIDとパスワード(PW)を設定して登録しますが(メールアドレスがそのままIDになるケースが多い)、ソーシャルログインに対応したWebサービスであれば、すでに使い慣れているSNSアカウントを使ってログインできます。

ユーザーのメリット

  • 会員登録時に登録フォームの情報を埋めてくれる
  • 再ログイン時に使い慣れたID/PWでログインできる
  • 二段階認証を利用できる

事業者側のメリット

  • 登録完了にたどり着く確率が高くなる

参考

SPA(Single Page Application)

WebマーケティングにおけるSPAとは、Single Page Application(シングルページアプリケーション)のことです。SPAとは単一のWebページでアプリケーションを構成する設計構造の名称です。

単一のWebページでコンテンツ切り替えを行うことで、ページ遷移の必要がなく、ブラウザの挙動に縛られないWeb表現を可能にするのです。

ブラウザ側でできる処理はJavaScriptで終わらせることで、サーバとの通信量を最低限に抑えることが可能です。

SPA(Single Page Application)ってなに?

SPAとは「Single Page Application」の略で、単一のページでコンテンツの切り替えを行うWeb アプリケーションのアーキテクチャの名称です。

SPAではブラウザによるページ遷移を行わずにコンテンツの切り替えなどを行うことで、ユーザー体験(UX)を大きく向上させることができます。 従来のWeb ページでは遷移時にページ全体が書き換わりますが、SPAでは JavaScript を用いてページ内の HTML の一部を差し替えてコンテンツを切り替えています。 これにより、ブラウザの挙動に縛られないUIの実現や、パフォーマンスの向上が可能になります。

シングルページアプリケーション(SPA)の導入メリット&デメリット|株式会社オロ

補足

アパレル業界だと下記の意味になるので注意。

SPAの起源となったのは、皆さんご存知のアメリカのGAP(ギャップ)社が1980年代後半に自らの業態を説明するのに使用した「スペシャリティー(S)・ストア・リテーラー・オブ・プライベート(P)・レーベル・アパレル(A)」の頭文字で、直訳すると「自社ブランドを販売するアパレル専門店」となります。

「SPA」とは?アパレル業界を変えたSPAの構造を解説します | センケンjob

スパゲティプログラム・スパゲティコード(Spaghetti code)

スパゲティプログラム(Spaghetti code)またはスパゲティコードとは、プログラムのソースコードがそれを制作したプログラマ以外にとって解読困難である事を表す俗語。名称の由来は、皿に盛られたスパゲッティのようにロジックが絡み合っていることから。

スパゲティプログラム – Wikipedia

参考

タクソノミー(taxonomy)

  • タクソノミーとは、分類、分類学、分類法などの意味を持つ英単語
  • WordPress では、「分類 (タクソノミー)」は投稿 (またはリンク、カスタム投稿タイプ) をグループ化するための仕組みのことです。分類内のさまざまなグループ名を「terms (項目)」 と呼びます。 動物のグループ化を例に取ると、あるグループを「鳥」、別のグループを「魚」と名づけるでしょう。 「鳥」や「魚」は、分類内の項目です。 WordPress の例で言うと、あるカテゴリーやタグ (次の項目を参照) が項目となります。

参考

ターミネート(terminate)

終える、終結する、(…の)終わりをなす、限る、(…の)境をなす の意。
契約終了してサイトを完全に終わらせる時などに使う。

参考

タイポ(typo)

タイポとは、俗に、印刷物における誤植(typographical error)を意味する表現である。

コンピュータが普及した現在では、タイプミスや誤変換を指してタイポと呼ぶことも多い。例えば、著名なWebサイトのドメイン名を打ち間違えて、ユーザーが不本意にアクセスしてくるのを待ち受ける、という悪意のある手法は、タイポスクワッティング(typosquatting)と呼ばれている。

タイポの意味や使い方 Weblio辞書

リストア(restore)

  • 修復する、復元する、元に戻す、回復させる、復活させる、復興する、返還する、などの意。
  • バックアップされたファイルやデータを使って、元の状態に戻すこと。誤って削除したデータを復元したり、不調になったシステムを正常な状態に戻すための操作。また、ほかのシステムにデータを移す目的ですることもある。
  • リカバリともいう。故障や不具合から起動しなくなった時のハードウェアの修理、入れ替えソフトウェアの再インストールなどのこと。

参考

冗長構成

  • 冗長化とは、サーバーやネットワークなどの機器故障や突発的なアクセス集中による負荷急増に備えて、必要とされる設備よりも多めに予備設備を準備しておくことで、不慮の事故や障害が発生しても、サービスを止めずに継続して提供できるようシステム構築することです。
  • 情報システムなどの構成の一種で、設備や装置を複数用意し、一部が故障しても運用を継続できるようにしたもの。システムなどが持つそのような性質を「冗長性」、そのような構成法を「冗長化」という。
  • 冗長化の目的は、システムに障害が発生した場合でも、できるだけサービスが停止してしまう時間を抑制し、安定してサービスを継続する仕組みを実現することです。

参考